秋田公立美術大学主催「Timberize AKITA」展を下記のとおり開催します
「Timberize AKITA」展~都市木造が、秋田のまちの景観を変える~
会期 / 2014年12月13日(土)〜23日(火・祝)
時間 / 10:00〜 18:00
入場料 / 無料
会場 / 秋田県立美術館 1F県民ギャラリー(〒010-0001 秋田市中通1-4-2)
主催 / 秋田公立美術大学
第1回トークイベント「秋田市街地における都市木造」
2014年12月13日(土) 14:00〜16:00
第2回トークイベント「都市と建築と木と山と」
2014年12月21日(日) 14:00〜16:00
「都市木造が秋田市街地の景観を変える」-それが現実味をおびてきました。
2000年の建築基準法の性能規定化により、木造の耐火建築物が法的に建設
可能になりました。それ以降、木構造の解析技術や耐火部材開発が進められ
たことで、日本各地において中高層木造建築が実現され始めています。一方、
戦後に植林された木が伐採期を迎えつつあり、山の保全のためにも計画的な
伐採とその木材利用が求められています。また、低炭素社会実現のための方
策として、炭素を固定する木造建築は重要な役目を果たすことができます。
つまり、安全で持続可能な街を『木』という材料でつくることは、とても重
要な意味を持つと言えるでしょう。
強力なブランド力を持つ「秋田杉」やその他の豊富な森林資源を有する林産
県・秋田にとって、今後のまちづくりをどのように進めていくのかは重要な
問題です。コンクリートと鉄による今まで通りの方法ではなく、豊富な森林
資源を活かした、持続可能な秋田にしかないまちづくりを進め、未来につな
げていくべきではないでしょうか。