「ウッドデザイン賞2017」最優秀賞を受賞しました
本学が、JR東日本秋田支社の依頼を受けて、JR秋田駅で待合ラウンジ等の内外装及び空間デザインを行った「ノーザンステーションゲート秋田プロジェクト」が、平成29年11月20日に「ウッドデザイン賞2017」最優秀賞(農林水産大臣賞)を受賞しました。
本プロジェクトは、本学景観デザイン専攻の小杉栄次郎准教授が中心的役割を担って実施されたもので、東日本旅客鉄道株式会社、有限会社萩原製作所をはじめ、連携企業の皆様とともに受賞団体に選ばれています。
12月7日(木)には「東京ビックサイト」で、全受賞作品の展示会や表彰式・セミナー等を開催します。実施スケジュール等詳細は「ウッドデザイン賞」公式ウェブサイト(http://www.wooddesign.jp)をご覧ください。
【受賞作品名】
ノーザンステーションゲート秋田プロジェクト
【受賞団体名】
東日本旅客鉄道株式会社、有限会社萩原製作所、株式会社ジェイアール東日本建築設計事務所、第一建設工業株式会社、鉄建建設株式会社、秋田公立美術大学
【受賞作品の概要】
JR秋田駅を中心とした中心市街地において、周辺施設の木材活用の動きに協調し、地元企業・行政・大学が連携して、駅、自由通路、待合ラウンジ等を県産材による統一したデザインで木質化したもの。地域資源である秋田杉をはじめとした県産材を活用し、新たな景観・公共空間を実現したもので、木に囲まれ、木に癒される消費者目線の空間づくりが、「木づかい」というウッドデザイン賞の趣旨に最も適うものと認められました。また、工事段階から木質化の魅力を見える化した学生のアートプログラムなど、各プログラムが細部にわたって綿密にデザインされている点も高く評価されました。
【ウッドデザイン賞とは】
木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを評価・表彰する顕彰制度。
本年10月25日には応募総数453点の中から250点の「ウッドデザイン賞2017」が選出され、さらにその中から最終審査を行い、最優秀賞(農林水産大臣賞)1点、優秀賞(林野庁長官賞)9点、奨励賞(審査委員長賞)15点が選出されました。