本学国際交流センターでは、多様な価値観や異なる文化に触れる機会を創出し、大学間の垣根を越えた学生交流の推進を目的として、国際教養大学と学生交流事業を展開しています。
今年9月に実施した漆器の蒔絵体験では、本学を会場に本学学生と国際教養大学の留学生が、蒔絵技法を学びながら各々がデザインした酒器と箸の制作体験を通じて交流を深めました。(詳細の記事はこちら)
今年2回目となる交流事業は、9月27日に国際教養大学を会場に「AIU×AUA 華道体験」を実施し、両大学合わせて13名の学生が参加しました。
学生たちは、簡単な自己紹介をした後に、講師の千葉加恵子准教授(国際教養大学グローバル・コネクティビティ領域)から、セットされた花器と草花の紹介など花生けの基本について学びました。
「主位・副位・客位」といった生け花の基本の用語やルールの説明の後、学生達は目の前にセットされた草花を手に取り、大きさやバランスをみながら、枝葉を切ったり広げたりして、草花の個性や特徴を引き出そうとペアとなった学生同士で話し合いながら進めていきました。
できあがったら、各自の作品を並べて鑑賞。
自分たちの生け花を前に、参加者全員と千葉先生とで記念撮影。
1時間という短い時間でしたが、各々が草花の個性や特徴を見つけ、思い思いが描く形で生け花を完成することができました。また、学生同士で生け方を確認したり、教え合いながら交流を深めていました。
体験中は、言語の壁を感じることなく、参加した学生たちは、思い思いに自身の得意な言語で会話し、多様な価値観や異なる文化を直に体験していました。