本学の交流提携校の一つである、リンショピン大学(スウェーデン)のマルムステン家具研究所のレイフ・ブルマン准教授と同大学生8名が、スタディツアーの目的地として本学を訪れ、交流を図りました。9月下旬から10月初旬にかけての日本全国12日間の行程のうち、本学滞在は9月26日、27日の2日間でしたが、新型コロナウィルス感染拡大のため延期となっていた去年の計画が、ようやく実現した形となりました。
初日、リンショピン大一行は角館を訪れ、日本の伝統建築や文化を堪能。特に、地元の伝統工芸である樺細を展示、実演している樺細工伝承館では、家具研究所の学生としての視点で熱心に観察し、関心を深める姿が印象的でした。
2日目には、学内で、ものづくりデザイン専攻の柚木准教授が講師となり開催されたワークショップに、本学の学生と共に参加しました。 “ババヘラアイス”をテーマにしたこのワークショップでは、両大学の学生が一緒に自分たちのババヘラアイスをデザインし、作成しながら、本ワークショップにおける究極の目的、 “クリエーションは言葉の壁を越える”を体現しました。
<角館にて> -9月26日-
角館樺細工伝承館での様子。職人の方への質問も細かい点に及んだ。
武家屋敷では、初めて”サムライ”の世界をほんの少しだけ体験。本学からの同行メンバーとともに武家屋敷を背に記念撮影。
角館から秋田市へ移動。本学キャンパスを見学しながら、ものづくりデザイン専攻の漆、木工についての説明を熱心に聞き、自ら体験してみる学生も。
<AUAにて> -9月27日-
スウェーデンと日本の国旗を入れた横断幕で歓迎。
秋田の食文化”ババヘラアイス”がワークショップのテーマに。グループに分かれて、様々なアイディアについて話し合う両大学の学生たち。
完成作品のプレゼンテーション。各グループごとにババヘラアイスとスウェーデンのお菓子を合体させて作品を完成さた。丸い物は花火をデザインしたもの。盛り付けの器にもこだわって作品を仕上げた。