新型コロナウイルス感染拡大以降、本学における国際交流活動も様々な制約を余儀なくされてきた中、ウィズコロナという新しい概念のもと、今年も大学間の垣根を越えた学生交流事業を展開しています。
7月2日(土)、今回で第2回目となる国際教養大学との合同「吹きガラス体験」を実施しました。国内への入国規制も徐々に緩和されてきている状況を背景に、今年は国際教養大学から外国人留学生を迎えての開催となりました。異なる領域を学ぶ学生との交流に加え、言語を含めた異文化交流の機会となりました。
出身地や興味、関心のある分野についてなど、互いに自己紹介。アメリカ、フランス、タイなどの留学生たちと本学の学生が、英語や日本語でコミュニケーションをとり、程よい緊張感の中スタートしました。
ガラスで制作するデザインをスケッチ。 先生の説明やアドバイスを聞きながら、一人一人が自由な発想で生き生きと鉛筆を走らせます。
ものづくりデザイン専攻の小牟禮先生、瀬沼先生によるデモンストレーション。 ガラスの性質や特色の説明を受け、時には初めて”吹く”、”触れる”、を体験しながら、様々に変化するガラスの厚さや形に歓声があがり、学生たちのわくわく感が伝わってきました。
いよいよ吹きガラス体験。小牟禮先生、瀬沼先生の他に助手の大木さんにも指導のご協力をいただきました。 想像以上に難しさを感じる場面も。温度や重力による影響など、たとえ1個の小さなガラス作品であっても、ものづくりには如何に多くの情報のインプットと的確な情報処理能力が必要かを改めて思い知らされました。
苦労の末、やっと完成!喜びもひとしお!
吹きガラス体験に参加の学生の他、吹きガラス制作のサポートとして協力いただいたものづくりデザイン専攻の学生、AIUと本学から通訳サポートとして協力いただいた学生全員での集合写真。
本学では、自分が属している常識や文化、価値観を客観視できるよう、他大学との様々な事業を通して、今後も国際交流活動を展開していきます。
※本イベントは、感染対策を講じた上で実施しています。吹きガラス制作時、写真撮影時のみマスクを外しています。