「向三軒両隣」では、県内外から様々な領域で活躍するゲストを招き、イベント等を実施しています。
今回は、アーティストの今尾拓真氏をお迎えし、本学助手の宮本一行氏と共に展示パフォーマンス企画「VOID」を開催します。
今尾氏は、展示空間にある既存の空調機にリコーダー等の楽器を取り付け、場の読み替えを行う「展覧会」を開催し、一方で宮本氏は、自身が環境の一部となってトロンボーンで環境音を調律するよう演奏する「パフォーマンス」を行ってきました。
両者のプロジェクトは、ある空間や時間の空白(VOID)の中で一時的に新しい秩序を生成する試みともいえます。本企画では、本学構内を舞台とし、その試みの中で「展覧会」と「パフォーマンス」を伴走させ、そこから生まれる予期せぬ矛盾や接続の音を検証します。
向三軒両隣 展示パフォーマンス企画「VOID」
会 期:令和元年12月9日(月)~23日(月)平日9:00~18:00、土日13:00~18:00
クロージングイベント:令和元年12月23日(月)18:00~19:00
パフォーマンス:令和元年12月16日(月)~23日(月)※構内各所で随時実施します。
会 場:秋田公立美術大学 アトリエももさだ「作品展示室」(秋田市新屋大川町12-3)
ゲスト:今尾拓真(アーティスト)、宮本一行(美術家・現代音楽家)
VOID(ボイド)は
英語で空白を意味する他、日本でも建築の現場で、吹き抜けなど構造物のない空間を指す言葉としても使われています。
VOID(ボイド)は
2019年12月9日(月)~12月23日(月)に行われる。(た。) 今尾拓真と宮本一行による共同のイベント。「展覧会」「パフォーマンス」「WEBの情報」によって構成されています。(ました。)
VOID(ボイド)は
秋田公立美大校内・アトリエももさだにて平日9:00~18:00・土日13:00~18:00を中心に行われます。(ました。)
VOID(ボイド)は
12月23日(月) 18:00よりクロージングイベントとして「展覧会の搬出」と「パフォーマンス」を同時に行います。(ました。)
今尾 拓真(アーティスト)
1992年京都府生まれ。2015年京都市立芸術大学美術学部(彫刻)卒業。 2015年に建築のインフラストラクチャ(基盤となる設備等)に彫刻や音響を手掛かりに介入し、場を一時的に読み替えるインスタレーション作品「work with#1(大学会館ホール空調設備)」 を発表。以後、集団や都市が形成する広義の制度の中での個人の在り方を、美術作品を制作 /発表する過程で模索しながら活動を行う。 代表作として、「OPEN DIAGRAM」(元崇仁小学校 | 2016)、「 so close, yet so far」(芸宿 | 2017)、「今尾拓真個展work with #6-金沢市民芸術村アート工房空調設備-」(金沢市民芸術村 | 2019)など。
宮本 一行 (美術家・現代音楽家)
1987年千葉県生まれ。2012年武蔵野美術大学大学院(映像)修了。 2009–2017年音環境デザイン事務所[OFFICE SHONO]勤務。 サウンドスケープの思想を軸に、表現する場の環境を拡張させる映像音響芸術の実践研究を展開している。 代表作として、展覧会「PLAY with Soundscape」(茅野市美術館 | 2013–2014)、公共デザイン「献水プロジェクト」(新宿瑠璃光院白蓮花堂 | 2014–現在)、「coMiMinication-森の音」(目黒セントラルスクエア | 2017–現在)、プロジェクト「Performance on Installation」(秋田、栃木 | 2018–2019)など。
お問い合わせ:向三軒両隣
メール:mukousangenryodonari@gmail.com
HP:https://mukousangenryodonari.cloud
Facebook:https://www.facebook.com/mukousangenryodonari/
主 催:向三軒両隣×VOID(今尾拓真、宮本一行)