秋田公立美術大学と秋田市大森山動物園は、大森山公園一帯において、今年7月からアートを用いて動物や自然の不思議と魅力を学ぶ「大森山アートプロジェクト」を開催しています。
10月14日(日)には、今年の「大森山アートプロジェクト」を総括するセレモニーを大森山動物園にて開催します。その後、制作に携わった学生や教員が作品のコンセプトなどを解説するガイドツアーを行います。(ツアーは要申込)
本事業は、大森山公園を含む大森山全体のアート化を推進し、地域の活性化やにぎわいを創出することを目的に、秋田公立美術大学と秋田市大森山動物園が連携して実施しています。大森山公園を含む動物園を教育活動および研究発表等の場として活用することで、学生がアートやデザインを通じて地域社会に関わり、地域活性化に貢献する方法を実践的に学び、スキルを育む場となることを狙いとしています。
「大森山アートプロジェクト」オープニングセレモニー
日 時 平成30年10月14日(日) 10:00~10:30
会 場 秋田市大森山動物園 ビジターセンター大屋根広場
参加費 入園料のみ
秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻教授・小牟禮尊人(ガラス作家)が、大森山動物園のシンボルであった世界最長の47年間生きたニホンイヌワシ「鳥海」の姿を、頭骨標本をもとにしたガラス作品として制作し、園内に展示します。
■動物園から大森山公園へのアートサインの制作・設置
大森山動物園から大森山公園一帯への展開を示す、動物園からキャンプ場・グリーン広場・彫刻の森への誘導サインを、美大生が企画・制作しました。また、新屋地区にも美大教員デザインによる大森山公園へのサインを設置する予定です。
■彫刻の森ガイドツアー
杉木立が美しい「彫刻の森」に設置された彫刻作品を、徒歩1時間程度のコースを歩きながら鑑賞するガイドツアーを実施します。アートサインを辿って彫刻の森に行き、秋田彫刻連盟会長などを講師としてお招きし、点在する作品を解説いただきます。(1回目10:30~、2回目13:30~)
10月10日(水)までに、大森山動物園へお申し込みください。参加費は無料(入園料のみ)。
(詳細 大森山動物園URL)
■Zoo de 工作
秋田公立美術大学が考案した、子どもの「科学的思考」と「創造性」を育む楽しい工作キットを用いたワークショップを、7月~9月に開催しました。オープニングセレモニー期間中は、Zoo de 工作の制作過程などをまとめたパネルをご覧いただけます。
お問い合わせ
NPO法人アーツセンターあきた
TEL: 018-888-8137
FAX: 018-888-8147
E-mail: info@artscenter-akita.jp