本学大学院助手であり、写真家の草彅裕さんと美術家の宮本一行さんは、様々な自然を題材とした映像表現の可能性を追求しています。展覧会「Waterscape」は、秋田にまつわる水をテーマに構成した二人展です。
草彅さんと宮本さんは、昨年度から秋田空港においても写真作品を展示しており、映像作品を加えた二人が織りなす新たな作品をぜひご覧ください。 草彅は、肉眼では視ることができない水の瞬間を写真に切り取る。また、本展では降り積もる雪の動きを捉えた映像作品も加え、自然に対する既視感を超えた表現を展開する。一方、宮本は、断続的に撮影し続けたいくつもの水の瞬間から1枚の図像を生成する。様々な時間や視点が写り込んだイメージは、見るという行為の曖昧さを鑑賞者へ示す。
映像というメディアから、両者独自の手法で可視化される多彩な光景、異なる時間軸が交差する展示構成によって、「水」という普遍的なテーマに新たな視点の提示を試みる。
<開催期間>
2018年5月2日(水)~5月6日(日)
11:00 – 19:00※最終日は17:00まで
<会場>
ココラボラトリー(入場無料)
<関連イベント>
オープニングイベント
日時:5月2日(水)18:30 – 19:30