「ネオ・クラシック!カクノダテ」は、”みちのくの小京都”として名高い観光地・秋田県仙北市角館町に残る歴史的建築物を舞台に、「創造の最先端と、かわらずそこにある(残したい)もの」について、現代アートの力を借りて考え、表現するイベントです。
その昔、度重なる大火に見舞われた角館の人々は、次の世代のために残したい大切なものを、それぞれの時代における最先端の防火技術で造った蔵の中に納めることで、大切に守り継いできました。そのありようは、大震災後の東北に生きる我々に、”文化とはどのような時間軸と文脈のなかに捉えるべきであるか”について、多くのヒントを与えてくれます。
今年で開催4度目をむかえる「ネオ・クラシック!カクノダテ2014」は、観客に”リノベーション”の可能性を感じさせ、”気づき、考える”ことを促す作品制作に取り組んできた作家たちを招聘し、同コンセプトにもとづく滞在制作を実施いたします。歴史と伝統の息づく街・角館で、今これからの時代のために表現されたアート作品をご体験ください。
【会期】平成26年10月17日(金)〜10月24日(金)10:00〜17:00
【会場】秋田県仙北市角館町中心市街地
【参加作家】阿部 由布子(ABE Yuko)/梅田 哲也(UMEDA Tetsuya)/華雪(Kasetsu)/クワクボ リョウタ(KUWAKUBO Ryota)/佐藤 励(SATO Rei)/藤 浩志(FUJI Hiroshi)/山本 太郎(YAMAMOTO Taro)