展覧会「ARTS&ROUTES –あわいをたどる旅-」の出展作家のご紹介です。
出展プロジェクト名:「記憶と記録の再構成」
概要:1960年生まれの男の記録をねずみの視点で再構成する。
藤浩志/1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中演劇に没頭した後、地域をフィールドとした表現を模索。同大学院修了後、パプアニューギニア国立芸術学校に勤務し、原初的表現と文化人類学に出会う。バブル崩壊期の再開発業者・都市計画事務所勤務を経て土地と都市を学ぶ。「地域資源・適性技術・協力関係」を活用した美術表現を志向し、全国各地でプロジェクトを試みる。家庭廃材を利用した「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「PolyPlanet Company」「Jurassic Plastic」、架空のキーパーソンをつくる「藤島八十郎」等。NPO法人プラス・アーツ副理事長、秋田公立美術大学教授、NPO法人アーツセンターあきた理事長。
あわいをたどる旅公式HP:https://www.artscenter-akita.jp/artsroutes/
〈2020年12月2日〉
展覧会「ARTS&ROUTES –あわいをたどる旅-」の出展作家のご紹介です。
出展プロジェクト名:「境界と移動のシステム」
概要:境界と移動の構造を、物質の身体性と人の行為の介入から読み解く。
迎英里子/1990年兵庫県生まれ。2015年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻彫刻修了。屠畜や原子核分裂、国債の仕組みなど世の中にある様々な現象をモチーフとし、その仕組を可視化した装置を使ったパフォーマンス作品を制作する。主な展覧会に「HIAP OPEN STUDIOS」(2018年、Gallery August、ヘルシンキ)、「OPEN SITE2017-2018 不純物と免疫」(2017年、TOKAS本郷)、「ALLNIGHT HAPS 2017前期 日々のたくわえ#3 アプローチ0.1」(2017年、HAPS)、「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」(2016年、KAYOKOYUKI・駒込倉庫)など。秋田公立美術大学助手。
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〈2020年12月1日〉
出展プロジェクト名:「移動とエコロジー」
概要: 菅江真澄の描いた「木」を通して生態系の移ろいを考察し、植生の移動を追う。
長坂有希/1980年大阪府生まれ。テキサス州立大学芸術学部卒業、国立造形美術大学シュテーデルシューレ・フランクフルト修了。2012 年文化庁新進芸術家海外研修制度によりロンドンに滞在。リサーチとストーリーテリングを制作の主軸とし、遭遇した事象の文化、歴史的意義や背景の理解と、作者の記憶や体験が混じりあう点に浮かび上がるものを、様々な媒体をつかい表現している。主な展覧会に「予兆の輪郭」(トーキョーアーツアンドスペース、2019年)、「Quatro Elementos」(ポルト市立美術館、2017年)「マテリアルとメカニズム」(国際芸術センター青森、2014年)、「Signs Taken in Wonder」(オーストリア応用美術・現代美術館MAK、2013年)など。
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〈2020年12月1日〉
展覧会「ARTS&ROUTES –あわいをたどる旅-」の出展作家のご紹介です。
出展プロジェクト名:「移行する旅の記憶」
概要:アメリカニゼーションと放浪のイメージについての考察。
岩井成昭/1989年東京藝術大学修士課程修了。国内外の特定地域における環境やコミュニティーの調査をもとに多様なメディアで作品を制作し、国際展やAIRを中心に発表。1990年代から多文化状況をテーマに、欧州、豪州、東南アジアにおける調査を進める。2010年からはプロジェクトベースの「イミグレーションミュージアム・東京」を主宰。その一方で、拠点を秋田におき、秋田公立美術大学の大学院「複合芸術研究科」の新設に参与したほか、同地で「辺境芸術」を標榜するなど、さまざまな活動を平行して進めている。秋田公立美術大学教授。
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〈2020年11月30日〉
展覧会「ARTS&ROUTES –あわいをたどる旅-」内にて「旅する地域考」の成果品を展示します。
出展プロジェクト名:「旅する地域考」
概要:秋田を旅し地域と芸術について探究する3年間の試み。
岩井成昭(秋田公立美術大学教授)
岸健太(秋田公立美術大学教授)
石山友美(秋田公立美術大学准教授)
小熊隆博(合同会社みちひらき)
柳澤龍(Share Village Project)
旅する地域考HP/http://akibi-tabikou.jp/
〈2020年11月26日〉
展覧会「ARTS&ROUTES –あわいをたどる旅-」の出展作家のご紹介です。
出展プロジェクト名:「秋田人形道祖神プロジェクト」
概要:疫病などの災いから人々をまもる民間信仰の神様と地域コミュニティーの交わりを追う。
小松和彦(郷土史家)/1976年、秋田市生まれ。青山学院大学史学科卒業(考古学)。秋田市で工芸ギャラリー・小松クラフトスペースを運営するかたわら、秋田県内の郷土史研究を行う。著書に『秋田県の遊廓跡を歩く』(カストリ出版)、『村を守る不思議な神様』(宮原葉月との共著)など。
宮原葉月(アートクリエイター)/神奈川県横浜市生まれ。2008年よりイラストレーターとして活動開始。国内外の広告、プロダクト、書籍のイラストを描く。代表作に『ピンクとグレー』(加藤シゲアキ著、KADOKAWA)、『服を買うなら、捨てなさい』(地曳いく子著、宝島社)の装画など。2017年より秋田市在住。
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〈2020年11月25日〉
展覧会「ARTS&ROUTES –あわいをたどる旅-」の出展作家のご紹介です。
出展プロジェクト名:「菅江真澄プロジェクト」
概要:菅江真澄の記録と表現の軌跡をたどる。
石倉敏明/1974年東京生まれ。明治大学野生の科学研究所研究員。1997年よりダージリン、シッキム、カトマンドゥ、東北日本各地で聖者や女神信仰、「山の神」神話調査をおこなう。環太平洋圏の比較神話学に基づき、論考や書籍を発表する。近年は秋田を拠点に、北東北の文化的ルーツに根ざした芸術表現の可能性を研究する。著書に『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳との共著・以文社)、『野生めぐり 列島神話をめぐる12の旅』(田附勝との共著・淡交社)、『人と動物の人類学』(共著・春風社)、『タイ・レイ・タイ・リオ紬記』(高木正勝CD附属話集・エピファニーワークス)など。秋田公立美術大学准教授。
唐澤 太輔/1978年兵庫県神戸市生まれ。2002年3月、慶応義塾大学文学部卒業。2012年7月、早稲田大学大学院社会科学研究科・博士後期課程修了(博士〔学術〕)。日本学術振興会特別研究員(DC-2〔哲学・倫理学〕)、早稲田大学社会科学総合学術院・助手、助教などを経て、現在、秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻・大学院複合芸術研究科准教授。専門は、哲学・倫理学、文化人類学、華厳思想の研究、南方熊楠研究。著書に『南方熊楠の見た夢―パサージュに立つ者―』(勉誠出版)、『南方熊楠―日本人の可能性の極限―』など。
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〈2020年11月24日〉
いよいよ展覧会「ARTS&ROUTES –あわいをたどる旅-」が今週末開催です!
本日から出展作家のみなさんの情報などを8回に渡りご紹介していきます!
服部浩之/インディペンデント・キュレーター。1978年愛知県生まれ。アジアを中心に展覧会やプロジェクト、リサーチ活動を展開する。青森公立大学国際芸術センター青森「ACAC」ではNadegata Instant Partyによる「24OUR TELEVISION」(2010年)など滞在制作を軸としたアーティストとのプロジェクトを多数実践する。共同企画に「あいちトリエンナーレ2016-虹のキャラバンサライ(愛知県美術館ほか\2016年)、「Going Away Closer」(ウィフレド・ラム現代美術センター、ハバナ\2017年)など。ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2019年)日本館キュレーター。秋田公立美術大学准教授。
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