本学は、「パブリックアート」(公共圏におけるアート)の役割を巡る美術教育の実験場として、インドやメキシコ、スイス、南アフリカ等、世界各国の美術系大学の学生が一同に会する国際ワークショップ「オクトーバー・スクール(October School)」に2018年度から日本で唯一参加しています。
これまでは各参加大学を会場として開催され、本学もインドとメキシコに学生と教員を派遣してきましたが、2020年度は新型コロナウイルスの影響でオンラインにて開催されることとなりました。全て英語によるハイレベルなプログラムであること、また、今回はオンラインによる開催であることから、今年度は、県内大学にも参加を呼びかけ、本学の学生4名に加え、国際教養大学の学生4名も参加することとなり、合計8名が秋田チームとして参加しました。
ワークショップは9月27日(日)に始まりました。時差にも負けず、毎日のオンライン会議にて各国の参加者による「人権」と「自然の権利」をテーマとした熱心な発表と議論が続きました。そして、最終日である10月3日(土)に、秋田チームの発表があり、秋田の伝統や現代の課題を紹介したほか、「人権」や「自然の権利」を再考するゲームやディスカッションを展開し、1週間にわたるオクトーバー・スクールが終了しました。秋田チームの皆さん、お疲れ様でした!