アーツ&ルーツ専攻特別講義および向三軒両隣トークシリーズ2019 Vol.08としてレクチャー「生活と制作について」を開催いたします。
今回は、アーティストの片山真理氏をお招きし、これまでの作品や活動についてお話を伺います。片山氏は両足の脛骨欠損という主幹を成す太い骨がない病気を持って生まれ、9歳の時に両足を切断し、以来、装飾を施した義足を用いたセルフポートレートを主軸に制作を続けています。自身の身体と向き合い、写真、手芸、インスタレーションや歌など様々な手法で表現する片山氏の作品制作のルーツついて、紹介いただきます。
アーツ&ルーツ専攻特別講義
向三軒両隣トークシリーズ2019 Vol.08
「生活と制作について」
日 時:令和元年12月17日(火)18:00~19:30
会 場:秋田公立美術大学 講義室2 (秋田市新屋大川町12-3)
ゲスト:片山真理(アーティスト)
片山真理(アーティスト)
1987年、埼玉県生まれ、群馬県育ち。2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。
先天性の四肢疾患により9歳の時に両足を切断。身体を模った手縫いのオブジェや装飾を施した義足を使用しセルフポートレートを制作。自身の輪郭をなぞれば、他者に続き、小さな暮らしから社会、世界へ、糸と針はパッチワークのように様々な境界線を縫い繋げていく。他に『ハイヒールプロジェクト』として特注の義足用ハイヒールを装着し歌手、モデル、講演など多岐に渡り活動している。主な展示に、第58回ヴェネチアビエンナーレ国際美術展「May You Live in Interesting Times」(イタリア、2019年)、六本木クロッシング2016、あいちトリエンナーレ2013などがある。
企画:秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻
協力:向三軒両隣
お問い合わせ:向三軒両隣
メール:mukousangenryodonari@gmail.com
Web:https://mukousangenryodonari.cloud/?p=1159&preview=true
Facebook:https://www.facebook.com/events/559395111571332/